考察。アイネスㇳ業績、経営、セグメント、ビシネスモデル、光通信のネットワーク網、社長コメントなど様々な視点から分析した結果、時価総額100億円から2倍程度はありえるがその際は収益によるものではなくMAによる会社が大きくなった場合になると思う。ビシネスモデルからは最近ストックビシネスにモデル転換をしたことはメリットあるが収益モデルがあくまで営業支援であり大きく収益を伸ばすことにはならない。社長は5年程度で10倍の時価総額とうたっていたがそうなる確率はとても低い。見通しが甘いと感じる。

再度自分の分析を整理した結果、楽天時価総額1兆円から2倍にとれないと思っていたがモバイルの成功はもっと資産価値の高いことと分析、継続かつ収益の高いモバイルは成功すれば3〜6兆円くらいになるポテンシャルをもっている。ちなみにKDDI時価総額10兆円、ソフトバンクのモバイルだけでも8兆円規模。モバイル市場でたとえ2割程度のシャアがとれれば4〜5兆円の価値は取れる。KDDIはシェア30%、ソフトバンクはシェア25%程度。ドコモは40%以上。ドコモ約9000万件、KDDI約6500万件、ソフトバンク約5300万件、楽天600万件程度。全体で約2億2千万件の契約数だが今年中に1千万件シェア5%とれれば1.6兆円から2兆円規模の価値がでると予想。結果、株価反映では時価総額ベースで計算すると1000円〜1200円の価値があり現在の650円は割安となる。もっともモバイルの契約件数だけが収益ではないし他企業とモバイル以外の収益に違いはあるがあくまでも単純計算でありまた、楽天の他のビジネスがとても順調であることを受けての分析である。